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ふるえ

ぶるぶると体や手足が震えてしまう、寒いときや緊張したとき、怖いとき、時には強い痛みがあるときに出ることがあります。
体質による生理的なものから治せるもの、重大な病気が隠れていることなどがあります。
震えは医学用語で「振戦」と言います。

生理的振戦

年齢によるもの、緊張状態、寒いとき、力を入れているとき、力を入れた後に日常的に起こるもので、特に心配はありませんが、判断がつかない場合にはご受診ください。

甲状腺機能亢進症

甲状腺疾患として最も有名なバセドウ病で起こる場合、20-40代の女性に比較的多く見られます。
症状としては指先や手の震え以外に、発汗、怒りやすい、脈拍が早い、食べているのに体重が減る、目が出てくる、などがあります。
採血検査で診断が可能です。治療すれば症状の改善が期待できます。

本態性振戦

「本態性」とは原因となる事象が特にないことを意味します。対義語は原因疾患がある場合の「症候性」です。
緊張状態で症状が悪くなり、人に見られていると特に症状が出ます。手や首に症状が出ることが多いです。
病気というより体質によるものですが、治療法がありますので、気になる方はご受診ください。

パーキンソン病

脳の病気によるパーキンソン病は主に中高年で発症します。片方の手か足の震えで気づく場合もありますが、歩きにくさ、動きのぎこちなさ、遅さで気づかれることがあります。
1000人に1人発症すると言われています。症状は人それぞれですが進行性であり、早めの受診、診断、治療をおすすめします。

 

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